家の中の問題として「見ないふり」をして過ごしてきた、手元に残している厳選の末に凝集されたエロ本(デラべっぴんのダブリ所有含む
50冊近く)と、「オナニー専用ライブラリ」として何度も「使った」ズリネタページと、スキャンしたページのトリミング画像をカラープリントしたものを入れたファイリング7冊を入れているダンボール箱の収納場所。
しかし、手狭になった家の中の置き場所の限度と、小学生で学年が上がる息子や下の娘の目につきにくい場所へ集約するべく、業を煮やした嫁に任意処分される前に(黙認している)自らの手で処するべく、ついにそこにメスを入れる日が来てしまった。私は泣く泣く断捨離をすることを決意した。
かくして、家族には内緒でこっそりと有休とって嫁も子供らもいない平日の真昼の自宅でエロ本の断捨離を始めたのだった。
作業を開始する前に、「途中でページを確認している間にオナニーしたくなって抜いてしまい、だんだん散漫に時間を過ごす」ことを懸念し、そうなると最大の時間と有休のムダになってしまう予想ができた。これを避けるために取り掛かったことは、リビングにエロ本とエロファイルを数冊お気に入りのページを広げて颯爽とオナニーし、早々に頭を「作業するモード」に切り替えたのだった。
まずはダブリで2冊持っているデラべっぴんの確認。そしてそのまま捨てることができないエロファイルたちのページ引き抜き作業。エロファイルとは既出の「オナニー専用ライブラリ」として、エロ本の「抜きたい」ズリネタの特にお気に入りのページだけを切り取り、ポケット式のファイルにファイリングした、何度となく「使った」実に濃ゆいファイルのことである。
私はエロ本のスキャン画像データを結構もっていて、それらは主にデラべっぴん(創刊~No.78、100、101)、大べっぴん、ビデオボーイ、GOKUH、デラべっぴん増刊号、デラべっぴんのムック本、GRACEなど。これらのデータ化ライブラリは、10年以上前に独身の頃に裁断機とドキュメントスキャナのscansnapで、片っ端からスキャンしまくったのが殆どと、一部は結婚後数年目に慢性的なエロ本断捨離のときにスキャン代行業者に依頼した際のものである。
いまTumblrやブログでデラべっぴんの画像やオナマイドをupできているのは、この頃に懸命にデータ化した自分の賜物である。ありがとう、独身の時の自分。おかげでいつでも好きなデラべっぴんを見られる。
データ化したエロ本ライブラリの一部
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(つづく)